流入ユーザー数が２倍となった学習塾サイトのSEO対策事例

「ビリギャル」のモデルとなった個別指導塾「坪田塾」のSEO対策プロジェクトの事例をご紹介。SEO診断＋アドバイザリーサービスのご活用とコンテンツマーケティング施策により、流入ユーザー数が昨対比で106%増となる成果をあげることができました。

ご依頼された経緯とお客様の要望

複数社からのピッチを吟味検討されたうえで、最終的にアユダンテの提案内容と実績にご期待いただき、依頼をいただきました。
「ビリギャル」の高い知名度から、指名検索経由で安定的に検索流入を獲得できている状況を踏まえ、次の一手として、検索のすそ野を広げて潜在層にリーチしていきたい、というご要望をお客様はお持ちでした。過去、本格的なSEO要件を盛り込んだサイト制作・運営が実施されていなかったことから、組織内での実績作りと知見蓄積も目指したい、とお問い合わせをいただきました。

お客様の課題

非指名ワードからの検索流入の増加（シェア3割以上）
低下傾向にあったCVRの改善
こだわりのブログコーナーにSEO観点を導入し、流入と申込に寄与する形へとリニューアルしたい。

施策のポイントと内容

今回行いましたSEO対策の主な施策をご紹介します。

ポイント1
SEOサイト診断

リニューアル後のサイトのSEO課題を把握するため、「SEOサイト診断」を行い、キーワード調査やサイト構造、画面周りなど、サイト全体のSEO課題の抽出を実施し、課題に対しての施策の方向性を定めました。

ポイント2
ページの最適化

リニューアル前後の各サイトの画面やheadタグの内容を確認し、CVRが下がった要因の調査を実施。また上記のSEOサイト診断で見つかったSEO課題も含め、SEOとUXに最適化したページに再リニューアルを行っていただきました。

ポイント3
コンテンツマーケティングの実施

CV獲得までを見据えたキーワードとその検索意図の調査を実施。それらから対策キーワードをリストアップし、優先度の高いキーワードからお客様のご要望も取り入れ記事構成を作り上げ、ライティングし記事化していきました。

実施した施策一覧

SEOサイト診断
テンプレート設計
headタグ設計

▼コンテンツマーケティング

キーワード調査
検索ニーズ調査
コンテンツ構成案作成
ライティング・編集

施策後の成果

夏期講習の繁忙期となる2023年7月のデータで集計したものです。
※リリース月：2022年11月
※最初のコアアルゴリズムのアップデート月：2023年3月

●流入ユーザー数の昨年同月比：＋106%増

〇流入クエリの非ブランドワードの割合
25%（昨年同月：7%）

○対策キーワードの順位：エリア名＋個別指導（全21キーワード）
2023年7月の10位以内のキーワード数：15
※リリース前月の10位以内のキーワード数：９
流入ユーザー数の昨年同月比：＋67.83%増

〇対策キーワードの順位：コンテンツマーケティング（全11ワード）
2023年7月の10位以内のキーワード数：８

お客様の声

施策内容やプロジェクト中のサポートの感想や評価をお聞かせください。: SEO記事制作では、弊社の事業特性上、専門性の高い知識を用いた文章のライティングをご依頼させていただく場面が多く、1本1本の制作にそれなりの工数がかかりましたが、最終的には数字の伴う良質な記事に仕上げてくださりました。
リニューアル後の効果についての感想や評価をお聞かせください。: SEOコンテンツ制作によって、月次の流入ユーザー数を前年比で大きく伸ばすことができました。特に成果の良かったSEO記事からの流入数は、サイト全体の流入数の中でも大きな割合を占めています。また、「ビリギャル」という指名キーワードからの流入も、まだまだ拡大の余地があるという気づきも得ることができ、今後の方針を定めるという部分でも助かりました。

ご依頼いただいたサイトURL：https://tsubotajuku.com

担当スタッフ

担当スタッフからのコメント

最初のコアアルゴリズムのアップデートまでは、なかなか効果が出てきませんでしたが、アップデート後は、流入ユーザー数が昨対比で2桁増以上で推移しています。「学習塾」関連のキーワードは検索数が多いものが少ないため、大きな流入を獲得していくにはコンテンツマーケティングの実施は不可欠と感じました。再リニューアル後は、コンテンツマーケティングサービスを追加でご注文をいただき、「坪田塾」の認知や知名度アップにつながるような施策のサポートも行わせていただきました。

SEOコンサルタント：岩井謙治