オンラインセミナー「GA4のレポートをBIツールで可視化しよう #LookerStudio #Tableau」のご報告とQ&A公開!
2023年12月12日
ライター:片岡 崇史

12月8日にアユダンテ オンラインセミナー、「GA4のレポートをBIツールで可視化しよう #LookerStudio #Tableau」を開催しました。
セミナー最後にはZoomのQ&A機能を活かして皆さんのご質問に回答していましたので、その内容をご紹介します。

また、セミナーの内容を前後編に分けて動画化しております。
併せてご覧ください。


Q&A

●質問1 データ結合

「GA4データ同士の結合だけでなく、広告データやその他のデータも結合できますか??」

回答

お互いのデータに結合するキーがあればGA4以外のデータも結合することが可能です。
そのとき、データの粒度に気を付ける必要があります。データ粒度とはデータの細かさの単位で、同じ粒度でデータを結合しないと、数字が重複したり意図していないデータになることがあるので注意しましょう。

●質問2 セッションの参照元

「セッションの参照元はBigQueryで見れないとのことですが、GA4の管理画面ではどのように見ればよいでしょうか?」

回答

2023年12月時点ではBigQueryにはセッションの参照元は含まれません。Looker StudioのGA4コネクタを使って確認するか、GA4の管理画面の集客レポートや探索レポートから確認できます。

■集客>トラフィック獲得レポート

■探索レポート

●質問3 BigQuery課金

「BigQueryのカスタムSQLで集計したデータを使用する方法と、Looker StudioのBigQueryコネクタを使用する方法があるとのことですが、どちらの方法を使ってもBQでの課金は同様となりますか?」

回答

Looker StudioからBigQueryにアクセスする段階で課金されるので、カスタムSQLコネクタを使用してもBigQueryコネクタを使用しても課金は発生します。取得するデータやクエリによって金額の差は生じます。
クエリの書き方によっては、BigQueryコネクタを使用するよりもカスタムSQLコネクタの方が課金額を抑えられることもあります。

Looker Studio結合についてのコラム・動画

①コラム:Looker Studio 統合の結合はどれを使うのが正解かを解説

https://ayudante.jp/column/2023-09-13/17-00/

②「教えてアユダンテ!」データポータルのデータ結合の最新機能が知りたい

Quick DMPサービスのご紹介

なお、アユダンテではGA4データやウェブサイト分析データを自動収集し、ダッシュボードで自動レポート化するサービス「Quick DMP」というサービスを展開しています。

「GA4データのレポートを作りたいけど、難しそう」「他のデータも結合したいけれど、やりかたがわからない」という方はお気軽にお問い合わせください。

Quick DMPサービスサイト

https://quickdmp.ayudante.jp/

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この記事を書いた人
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片岡 崇史
デジタルマーケティングエンジニア
前職ではウェブアナリストとして Adobe アナリティクスや アナリティクス 360 、Adobe タグ マネージャや タグ マネージャー 360 の設定、レポート作成を行う。またプログラムや JavaScript の制作など多くの Web の現場に携わってきた。趣味はコンサートやライブ鑑賞と街歩き。
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