Twitterが初めてのインタレストターゲティング広告をリリース。最低入札金額を1セントまで引き下げ。
2012年08月31日
ライター:Mat McGee

※この記事はMarketing Landの許諾を得て、以下の記事を翻訳したものです。
Twitter Debuts Interest-Based Ad Targeting, Lowers Min. Bid To One Cent

これはTwitterの広告ビジネスにおける大きな一歩だ。
同社は、広告主がユーザーの興味に基いてプロモツイートやプロモアカウントをターゲティングできるようになったと発表した。同時に、Twitterは同社の行動ベース広告の最低入札金額を、1セントまで引き下げるとも話している。

2種類のインタレストターゲティング

Twitterは2種類のインタレストターゲティングを提供しようとしている。
1つは、映画&TV、パーソナルファイナンス、スポーツなどといった350以上のカテゴリーから選択するものだ。各上位インタレストカテゴリーには、より細分化された多くのサブカテゴリーが用意されている。Twitterのブログポストにそのイメージが示されている。

インタレストカテゴリーを選択する画面の図

2つめは、新規のターゲティングオプションで、広告主が宣伝しようとしていることと関係性のあるTwitterユーザー名を特定することができる。
Twitterはこう説明する。

カスタマーセグメントにより、ある@usernameのフォロワーと同じ興味をもつユーザーにリーチすることはできるが、その@usernameのフォロワーを特定してターゲティングすることはできない。
もしインディーズバンドの次のツアーを宣伝したいのなら、関係性のあるバンドの@usernameを追加してカスタムオーディエンスを作成し、同じ音楽の嗜好を持つユーザーをターゲティングすることができる。
この変化が新しい広告主を呼び込むだけでなく、とりわけインタレストターゲティング広告の追加によって、Twitterでの広告効果はより高いものになる。Twitterは、これまで多くの広告主とインタレストターゲティングのテストを繰り返した結果、「オーディエンスリーチの著しい増加が見られた」と述べている。

新しいターゲティング広告は現在、全ての広告主に公開されようとしているところで、広告インターフェース内で「間もなく利用が可能になる」と表示していると、Twitterのスポークスマンは話している。