※Web担当者Forumの連載「企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場」を更新しました。
今回の取材先は、産業能率大学様です。インタビュー、ライティングは『小さな会社のFacebookページ制作・運用ガイド』の著者 深谷歩さんです。
今回の「企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場」は、産能大学さんにお話を伺ってきました。
公式サイトだけでは伝えきれない独自情報を発信
大学の活動内容については公式Webサイトで公開されていますが、Webサイトだけでは伝え切れない学生生活や活動、イベントレポートなど独自情報を配信することを目的として、Twitter、Facebookを運用されています。
コミュニケーションの基本を重視する運用方針
アカウント運用の開始当初は、他大学のSNSアカウントの運用のしかたや、企業のアカウント運用も参考にしながら、「読者とどのように向き合い、何を伝えるかというコミュニケーションの基本を重視する」という運用方針にたどり着かれたそうです。
アクティブラーニングの現場からレポート
産業能率大学では、アクティブラーニングを推進、企業や団体とコラボレーションして商品開発をしたり、地域創生のアイデアを出したり、といった活動を積極的に実施しています。実際に商品化するなど具体的なレベルまで落とし込んでいるのが特徴です。
こうした学外の企業や団体とのコラボレーションプロジェクトなどを、ただ結果のお知らせや活動報告するだけでなく、現場に赴いて、学生の活動に寄り添い、その活動の流れを時系列で追って投稿したりしています。また、こうしたソーシャルメディアの投稿が、学生のさらなるモチベーション向上にもつながっています。
幅広いユーザーに向けて
大学アカウントは、所属している学生、その保護者、OB、これから大学を受験しようとしている高校生など、年齢も対象も幅が広い。
メディアの特性を考え、フォロワーに大学生や高校生が多いTwitterは堅苦しくない、馴れ馴れしすぎないちょうどよい距離の取り方を考えながら、Facebookは同じように柔らかいタッチながら、保護者の方や卒業生が多いことから、少し年齢層が上の方を意識した投稿を心がけています。
「学生ががんばっていることをまずは知ってもらいたい」
と今日も現場へ足を運び、「フォロワーの心に刺さる投稿」を目指して運用されています。
WEB担当者フォーラム
企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場
「ソーシャルメディアで共感を得るには同じ目線に立つこと、現場取材でネタを集める」
- 自ら実践して知見を得る
- 足を使った取材で心を動かす投稿を作成
- コミュニケーションして距離を縮めればネタが集まってくる
- ツイートを検索してオープンキャンパスの感想をチェック
- ツールの導入で重視したのは承認ワークフローが回せること
- ソーシャルメディアで共感を得て関係を深めたい