1.データポータルでGA4のレポートを作成するメリット
はじめに、GA4の標準レポートや探索レポートではなく、データポータルでGA4のレポートを作成するメリットをお伝えします。柔軟な表現によるレポートを簡単に作成・共有できる
GA4にはユニバーサルアナリティクス(以下UA)にあるカスタムレポート機能がありません。代替機能として「探索」レポートがありますが、最初に設定した日付が固定される(都度編集は可能)、表示可能な行数が500行まで、共有したユーザーによる編集ができないといった機能の制限があります。標準レポートをカスタマイズできる機能もありますが、GA4の編集者権限が必要となり、表現も限られます。 データポータルの場合、レポートの編集者権限があれば柔軟な表現でカスタマイズしたレポートを作成・共有することができます。また、計算フィールドを使用してディメンションや指標を追加することもできます。フィルターや権限によるデータのコントロールが可能
GA4にはUAと違いビューが存在しないため、ビューのフィルターで表示するデータを分けたり、ビューごとに権限を付与するアカウントを分けるという運用ができません。 データポータルの場合、レポートやページごとにフィルター条件を分けたり、レポートごとにアカウントの権限を分けたりすることができます。また、GA4に権限がないユーザーにもレポートの編集・閲覧権限を付与することができます。データ保持期間の影響を受けない
GA4では無料版が最大14か月、360版が最大50か月のデータ保持期間を設定できます。「探索」レポートではこのデータ保持期間を過ぎたデータを使用することはできません(標準レポートはこの影響を受けません)。 データポータルに接続した場合のデータは、保持期間に関わらず使用できるため、昨対比を表示したいといった場合にも利用できます。2.GA4のデータソースに用意されているディメンション・指標一覧
※2022年1月時点の情報です。
カテゴリ
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ディメンション(全85種)
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指標(全40種)
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ユーザー
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プラットフォーム /
デバイス
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集客
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スクリーン
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e コマース /
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