※Web担当者Forumの連載「企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場」を更新しました。
今回の取材先は、ウェブマネー様です。インタビュー、ライティングは『小さな会社のFacebookページ制作・運用ガイド』の著者 深谷歩さんです。
今回の「企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場」は、電子マネー「WebMoney」を発行する「ウェブマネー」様です。
時折、ゆるいツイートを織り交ぜながらフォロワーとコミュニケーションする、ウェブマネー公式アカウント中の人「ナナセ」さんにお話を伺ってきました。
Twitter未経験から、中の人総選挙7位に…
あ・うんの呼吸のような軽快なやりとりでフォロワーとコミュニケーションをはかり、もともとTwitter慣れしている方が担当に選ばれたのだろうと思っていたら、実は、ある日突然前任から担当を任され、その時はTwitterを利用したこともなかったとのことでした。
アカウント情報だけをもらい、前任担当者や、他のアカウントのフォロワーのやり取りから、またTwitterの運用セミナーなどに参加しながら独学で学び、「Twitterはダンスホール」という言葉通り、ツイートのノリやテンションを大事に、フォロワーと軽快にコミュニケーションするというスタイルにたどり着かれました。その結果2015年「企業公式中の人総選挙」というイベントに参加、見事7位入賞されるまでに。
店舗を持たないサービスでもユーザーの声が聴けるメリットを生かして
Twitterを運用していることで、店舗を持たないサービスでもユーザーと接点が持てる、ユーザーの声をダイレクトに受け取ることができるメリットを存分に生かし、ユーザーの声を活かしたキャンペーンや企画を実施されています。
また、クレジットカードと混同されやすい「WebMoney」についても、ユーザーに質問し、その回答を引用ツイートしながら説明、広くサービスを知ってもらうきっかけとしても活用されています。
トレンドも、ノリも、嗜好も、効果も、答えはすべてTwitterの中に
効果測定として数字を追いかけるというより、投稿一つひとつへのフォロワーの反応を見ながら、どういった投稿がウケるのか、あるいは拒否感につながるのか、試行錯誤しながら運用されているといいます。
投稿のネタ探しについては、話題のワードやハッシュタグをチェックして、その時のTwitter上のトレンドをチェック。
フォロワーとのコミュニケーションを目的とするなら、まずはフォロワーの嗜好を知ること。フォロワーさんも1人の人間として、覚えて、コミュニケーションを続けることで常連になってもらえる、フォロワーのプロフィールやツイートを数多く見ていくことで、運用アカウントに求められていることが見えてくるとおっしゃいます。
今後もフォロワーと楽しみながら、参加してもらえる企画を考えたいというナナセさん。今後の活躍がますます期待されます。
WEB担当者フォーラム
企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場
「突然Twitterの担当者に……。感覚派だけどマーケともしっかり連携するウェブマネーの中の人に聞く運用術」
- ある日突然Twitter担当に! Twitter未経験からの出発
- Twitterはダンスホール、DJナナセが臨機応変にツイート
- フォロワーと共創するキャンペーン
- プレゼントは何がいい? Twitterアンケートでキャンペーンを企画
- コミュニケーションを通して認知してもらう
- 運用ツールで一斉DM配信やアカウント管理を効率化
- フォロワーが増えるツイート、減るツイート
- フォロワーの嗜好を知り、有益な情報を配信