報道関係各位
アユダンテ株式会社（2017年12月15日）

アユダンテ株式会社（東京都千代田区、代表取締役：安川洋、以下当社）は、当社開発の、「電気自動車（EV）、プラグインハイブリッド車（PHEV）向け 充電スポット検索アプリ【 EVsmart 】」が、東京電力ホールディングス株式会社と日産自動車株式会社が、2017年12月から2か月間実施する、電気自動車（以下、「EV」）を活用したバーチャルパワープラント（VPP）実証試験のシステムインフラとして、採用されたことをここにご報告いたします。

本実証試験の評価結果は、資源エネルギー庁の「平成29年度 需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業」の一環として報告される予定です。

本実証試験では、

• 日産e-NV200のモニタ東電社員30人と日産リーフを所有する日産社員15人の、合わせて45人が参加。
• EVユーザはスマートフォンにEVsmartアプリをインストールするだけ。
• 東京電力が仮想EVアグリゲータとしてユーザに系統電力需要の小さい時間帯を情報提供。
• 指定された時間帯に充電を行ったユーザに、充電電力実績に応じたインセンティブ

これにより、一定規模のEVユーザがどの程度の比率で充電時間シフトを実現するかを検証します。

EVの情報監視・制御には日産自動車のテレマティクスシステムを活用。 EVsmartはユーザインターフェースと情報収集管理に利用されます。

本実証試験を通して、将来EVが大量普及した際に、調整力としての期待値を想定することができ、ビジネスモデルの評価に重要な指標が得られると期待されます。