2023年7月1日に無料版のユニバーサルアナリティクスの新しいデータ処理が終了となり、GA4の利用が本格的に進んでいますが、有償版のGA360(UA)は2024年7月1日にデータ処理が終了します。
無料版UAが終了するときは、7月1日までUAの各機能が利用できて、計測停止も数週間をかけて緩やかに行われました。
しかし、発表されているGA360(UA)の終了までのスケジュールは無料版のデータ処理停止までの内容と大きく異なります。
2023年12月14日時点で発表されているポイントは以下です。
- 2024年から利用頻度の少ないレポートを中心に段階的に機能のサポートが終了
- 2024年7月1日から1週間以内にUA360のプロパティ、ビュー、APIにアクセスできなくなり、すべてのデータが削除
サポート終了に伴い、削除対象機能はUAレポートのメニューから削除されアクセスが出来なくなります。削除対象機能のレポートをリンクで共有された場合、リンクを介してアクセスを試そうとすると404エラーが表示されます。
ヘルプ
移行のタイムライン Google アナリティクス 360 をご利用の場合
2024年から段階的に削除される主な機能は以下です。
まだ、GA360(UA)のデータを活用されているサイトはご注意ください。
特に2024年7月1日から1週間以内にプロパティやAPIにアクセスできなくなり、データが削除されますので、データのバックアップのタイミングは注意する必要があります。
(Looker Studioで直接GA360プロパティへ接続している場合、データが表示されなくなります)
最後にGoogleのヘルプで紹介されているGA360(UA)のエクスポート方法を紹介しますのでバックアップ方法の参考にご利用ください。
下記ヘルプの「よくある質問」箇所にエクスポート方法のリンクがあります
- BigQuery にエクスポートする
- レポートを各画面から個別にエクスポートする
- Google Analytics Reporting API を使用して Cloud Storage にデータをエクスポートし、Looker Studio に接続する
- アナリティクス向け Google スプレッドシート アドオンをインストールし、データをアーカイブする