[GA4]ユーザー単位の行動を調べるユーザーエクスプローラ
2022年12月14日
ライター:高田 和資

GA4の各レポートは集計されたディメンションのレポートです。CVの多かった参照元別の調査や閲覧数の多いページの調査など大きな分類で集計するときに役立ちますが、個々のユーザーがどのようなページを見ているのか、イベントを発生させているのかを調べることはできません。データ探索にある「ユーザーエクスプローラ」では個々のユーザー行動をユーザーID、Client-ID、アプリインスタンスID別にみることができます。


GA4の「ユーザーエクスプローラ」レポートとは?

データ探索にある「ユーザーエクスプローラ」レポートではユーザー単位でユーザーID、Client-ID、アプリインスタンスID別に閲覧したページやイベントを「タイムライン形式」で見ることができます。

ユーザーエクスプローラ一覧

ユーザーアクティビティ


ユーザーアクティビティのみかた

個別ユーザーのユーザーアクティビティではレポートの上部に選択したIDの初回訪問日時や地域、発生させたイベントの概要が表示されます。ページ下部でユーザーがどのような行動を取ったのか、下から上にイベントごとに秒単位でタイムライン表示されます。 CVしたユーザーや特定のイベントを発生させたユーザーなどセグメントで絞り込みを行い、ユーザーエクスプローラでユーザーがどのような行動をとっているかを確認しましょう。

①ユーザーのID、初回訪問の日付、地域情報や上位のイベント
②ユーザーのイベント数、合計収益、合計トランザクション数
③日別ごとのセッションの情報
④セッション内のイベントを時系列で表示。クリックすると⑤に各情報が表示される
⑤選択したイベントの「パラメータ」「ユーザープロパティ」「オーディエンス」情報


ユーザーIDに関連付けられているデータ削除

GA4のIDに関連付けられているユーザーデータをユーザーエクスプローラ上で削除することができます。ユーザーアクティビティで表示したデータを右上にあるゴミ箱アイコンから削除すると24時間以内にデータ探索から表示されなくなり、その後63日以内に完全に削除されます。

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この記事を書いた人
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高田 和資
シニアカスタマーサクセスコンサルタント
Google アナリティクス 360専任コンサルタント。WEB制作会社を経て、人材系サイトやECサイトのマーケティングを担当、Google アナリティクス導入支援の他、サイト分析、改善提案を得意とする。幼少期からサッカーに親しみ、現在もサッカーをこよなく愛する。
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