【データポータル】GA4コネクタに参照元フィールドが追加されました
2021年02月19日
ライター:土屋 英恵

データポータルのGoogle アナリティクス 4 コネクタの一般提供が2020年12月に開始されましたが、GA4のレポート上にある基本的なディメンションでないものがあるなど、まだ不完全な部分があります。
今後徐々に補完されていくと期待されますが、2021年1月末に、データポータルのGoogle アナリティクス 4データソースに参照元フィールドが追加されました。これにより、GA4の集客レポートのデータをデータポータル上でカスタマイズして表示できるようになりました。

今回は追加されたフィールドと追加方法についてご紹介します。

1.追加されたGA4の参照元フィールド

追加されたフィールドは以下の11個で、GA4の集客レポートのユーザー獲得レポートとトラフィック獲得レポートの分類と同様に、ユーザースコープ、セッションスコープのディメンションがそれぞれ追加されました。
※2021年2月現在()内の英語表記で追加されます。

〇 GA4レポート:集客 > ユーザー獲得

  • ユーザー Google 広告の広告グループ ID(User Google Ads ad group ID)
  • ユーザー Google 広告の広告グループ名(User Google Ads ad group name)
  • ユーザー Google 広告の広告ネットワーク タイプ(User Google Ads ad network type)
  • ユーザー メディア(User medium)
  • ユーザー キャンペーン(User campaign)
  • ユーザー 参照元(User source)

〇 GA4レポート:集客 > トラフィック獲得

  • セッション Google 広告の広告グループ ID(Session Google Ads ad group ID)
  • セッション デフォルト チャネル グループ(Session default channel grouping)
  • セッション メディア(Session medium)
  • セッション キャンペーン(Session campaign)
  • セッション 参照元(Session source)

2.既存のGA4データソースへの追加方法

データソースを新規作成する場合は設定不要ですが、既存のGA4データソースに今回追加されたフィールドを追加するには、フィールドの更新が必要です。
フィールドの更新はデータソースの編集画面から行うことができます。

〇 フィールドの更新手順

  1. データポータルレポートの編集画面でタブ [リソース] > [追加済みデータソースの管理] をクリック
  2. GA4のデータソースの行で [編集] をクリック
  3. データソースの編集画面で、左下の [フィールドを更新] をクリック
  4. 以下の画面で [適用] をクリック
  5. 編集画面右上の [完了] をクリック
    完了することで新しいフィールドが追加されます。

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この記事を書いた人
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土屋 英恵
カスタマーサクセスコンサルタント
前職の広告代理店では、データアナリストとしてWEB広告の検証や効果分析、ソーシャルリスニングによるユーザーニーズ分析、Googleアナリティクスを活用したサイト改善等に携わる。このたび、データソリューションコンサルタントとして、主にGoogleアナリティクスの導入支援/活用サポートを行う。嗜好品はコーヒーとワイン。社内のコーヒーメーカーを愛用中。
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