※Web担当者Forumの連載「企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場」を更新しました。
今回の取材先は、ネクスト様です。インタビュー、ライティングは『小さな会社のFacebookページ制作・運用ガイド』の著者 深谷歩さんです。
今回の企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場では「ネクスト様」にお話を伺ってきました。
鹿撃ち帽に、虫眼鏡。探偵ホームズルックのホームズくんが運用する、日本最大級の不動産・住宅情報サイト「HOME’S」の公式ツイッターアカウント。かわいいキャラクターが、ユーザーと日々コミュニケーションしています。
社員発案で運用開始、コミュニケーションツールへシフト
ネクスト様のSNS運用は、2009年、物件情報を自動的につぶやくTwitterボットから開始。社内制度としてある「クリエイターの日」の成果として、社員発のアイデアで始まりました。
2011年からコミュニケーションを目的とした運用へシフトし、Twitterも、アカウント運用に自社キャラクター ホームズくんを起用。文脈、温度感を大事にしたツイートで、ユーザーと会話しています。
一方Facebookは、運用を広報担当の藤田氏が担当し、きちんと説明したい情報、公式のお知らせなどを発信することを目的に運用しています。
KPIは、コミュニケーション量と拡散量。社内外へも積極的に活動をアピール
SNS運用のKPIとしては、コミュニケーション量と拡散量に注目。ツイッターでいえば、公式RT、引用RTリプライ、お気に入りの数などを指標としています。
また、ユーザーからの反響は、社内メルマガを使って、社内にフィードバック。オフィスロビーのデジタルサイネージで、オフィスへの来客にも見てもらえるような工夫をし、社内外に対し、SNS運用への理解、認知を高めてもらう努力もされています。
つながりを大事に、いつでも情報を伝えられる人だまりをめざして
人気ゲームとのコラボ企画キャンペーンでは、ハッシュタグを活用、テレビCMについても積極的にツイートし、それをきっかけにSNSユーザー同士の盛り上がりも生まれています。
日々の運用において、ユーザーとのつながりを大事にコミュニケーションしていくことで、キャンペーンなど情報を拡散したいときに、すぐに伝えられる人だまりを作っていくことをめざして運用を続けられています。
WEB担当者フォーラム
企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場
「愛されるゆるキャラ「ホームズくん」のTwitter運用。ユーザーとのコミュニケーションを目指すHOME’S」
- ホームズくんが顔のソーシャルメディア
- Facebookは広報担当がしっかりアナウンス
- Twitterはバズの起点。KPIはコミュニケーション量
- ユーザーにHOME’Sを使うきっかけを作るための物件紹介
- キャンペーンの盛り上がりはハッシュタグでわかる
- テレビCM×Twitterの相乗効果
- 過去の会話内容を含めてツイートすることで、好感度アップ