
※Web担当者Forumの連載「企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場」を更新しました。
今回の取材先は、カルビー様です。インタビュー、ライティングは『小さな会社のFacebookページ制作・運用ガイド』の著者 深谷歩さんです。

今回の企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場は、カルビー様にお話を伺いました。
10年間のオウンドメディア運営経験からわかる、コミュニケーションの質の変化

コーポレートコミュニケーション本部
広報部 Webリレーション課
伊藤 奈美子氏
2004年、企業ファンクラブとしてカルビーサポーターズクラブを設立。以来10年以上、お客様との双方向コミュニケーションをされてきたカルビー様。
紙からWEBへと媒体を替えつつも継続的なコミュニケーションを続ける中で、最近は、より気軽なコミュニケーションが求められているのを実感するとおっしゃいます。
時代に合わせたコミュニケーションを通したLTV向上を目指し、マーケティング、コミュニティ運営、お客様相談室など、様々な部門が集まって、ソーシャルメディアのプロジェクトを発足。Facebookページ、Twitter公式キャンペーンページと新しい施策を展開され、自社サイトを含めそれぞれの利用者属性や求められるコミュニケーションの質についての知見を蓄積されてきました。
その経験から、「Webサイトはお客様の方から見に来てもらうので受け身、コミュニティはお客様とガッツリ組む、そしてSNSはその中間のふわっとしたつながりを作る。」
時代・世代にあわせたコミュニケーションに取り組まれています。
2つ以上の接点があるほうが、好感度、満足度も高い

コーポレートコミュニケーション本部
広報部 Webリレーション課 課長
谷兼 興一氏
自社サイト、CM、Facebookページ、LINE公式アカウントとWeb・マス・ソーシャルメディアを掛けあわせ、「ひとくち劇場」という、企業ブランディングのための新しい広告戦略も実施。
社内調査で、テレビCMだけでなく、FacebookやWebサイトなど、2つ以上の接点がある方のほうが、好感度、満足度が高くなるという結果を得ています。
今後はTwitterを本格運用
これまでTwitterでは、キャンペーンアカウントの運用のみを実施されてきたカルビー様。本連載シリーズの「サントリーさんの事例」をご覧になって、公式アカウントを開始に踏み切られたとのこと。
検討はしていたものの、懸念することもあり運用を見送られてきましたが、始めてみると、「お客様の生の声がすぐそばにあるTwitterのメリットがわかった。不安からやらないというのであれば、構えずに始めてみるのがいいと思います」とのコメントをいただきました。

WEB担当者フォーラム
企業担当者に聞くFacebook&Twitter運用の現場
「オウンドメディア歴10年のカルビーがソーシャルメディアをはじめた理由を聞いてみた」
- 10年以上のオウンドメディア運用歴。コミュニケーションの変化を実感
- 時代・世代の変化にあわせたコミュニケーションに取り組む
- Web・マス・ソーシャルメディアを掛けあわせた新しいブランディング戦略
- パートナーの力を借りつつも、自社での運用にこだわる
- 投稿へのコメントで参加できるキャンペーンを実施
- Webアクセス解析でわかったTwitterの影響力
- 社内レポートにはツールの解析機能を活用
- Twitterは来期から本格運用、もっと存在感を出していきたい
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