
本コラムはAYUDANTE NEWS 2025年10月号から一部抜粋してお送りしております。全文に関しては毎月月末に配信しているニュースレターのバックナンバーからご覧ください。
今月は、アユダンテの広告チームの取り組みについてのご紹介です。
アユダンテ広告チームは2件の事例を公開しました。
広告チームのチーフデジタル広告コンサルタントの寳洋平に、「デジタル広告の枠組みを超えた長期的な成長支援」についてインタビュー形式で聞きました。
- クライアントと深く誠実に向き合う、広告チームのやり方に迫る
- 短期的な成果にとどまらない広告の力を、クライアントと共に創る
- 私たちのユーザーは「クライアント」と「クライアントにとってのユーザー」
- クライアントからの率直なフィードバックを糧に、健全な成長へ
- 3つの価値観で築く、持続的な成長(ニュースレター限定)
クライアントと深く誠実に向き合う、広告チームのやり方に迫る
ー2025年10月に、ヤッホーブルーイング様、ブラザー工業様と、広告チームの事例が連続して公開されましたよね。今日はこれを機会に、広告チームの取り組みについてお話を聞かせてください。
ヤッホーブルーイング様の事例はこちら
ブラザー工業様の事例はこちら

アユダンテの寳(たから)と申します。デジタル広告を通じて顧客のビジネスを支援するサービス、通称・広告チームの責任者をしています。今日はよろしくお願いします。今回、取り組みの事例を公開する機会をいただきました。私たち広告チームはアユダンテの他のチームと比較すると発信は控えめかもしれませんが、よい機会なので、この場を借りて私たちのやり方を言語化してお伝えしたいと思います。
ー確かに、アユダンテの記事や動画はSEOやGA4のテーマが多い印象です。発信が控えめなのには何か理由が?

広告チームは現在13名、他のチームに比べてもいちばんの大所帯です。メンバーがみな、それだけクライアントと深く誠実に向き合っている、ということになるかと思います。
ー深く向き合うといえば、今回のヤッホーブルーイング様の事例でも出てきましたね。「デジタル広告という枠にとらわれない伴走型の支援」と。デジタル広告支援でありながら、その枠にとらわれていないというのは、どういうことなんでしょうか。

広告チームは私が2010年にアユダンテにジョインしてからはじまったので、活動して15年ほど経ちます。15年の実践のなかで一緒に働くメンバーと影響し合いながら築いてきた「これまでも大切にしてきたし、これからも大切にしたい」価値観が3つあります。これらが前提になると思います。
短期的な成果にとどまらない広告の力を、クライアントと共に創る
―大切にしている価値観。ぜひ教えてください。

1つめは「長期的な成長を支援する」ことです。一般的に、デジタル広告は短期的な費用対効果が期待されますが、それだけにとどまらない力を持っていると考えています。デジタル広告を通じて、クライアントの長期的な成長を見据えた支援を続けています。
―短期的な費用対効果にとどまらない力とは、例えばどんなことですか?

例えば、デジタル広告によって得られる「学び」です。配信した広告のうち、どこの何がよくて何が悪かったのか、それはなぜか。広告を通じて商品を買った人、あるいは買わなかった人はどんな気持ちだったのか。それらをふまえて次に何を行うのか…。デジタル広告は、そうした学びが得られるものでもあるのです。
ーいわゆる、改善サイクルを回すようなことでしょうか。

はい。言葉にすると簡単に聞こえるかもしれませんが、これを広告運用の現場でやりきるのは、そう簡単なことではありません。広告の実施前から仮説を立て、ターゲットとなるユーザーとメディア、アプローチ方法やメッセージを設計することが欠かせませんし、その際、施策ごとに適切なゴールを定義して計測を実装する必要があります。これらがしっかり設計できていないと、そもそも広告費が『何のための投資か』が曖昧になってしまいます。
ーときどき耳にしますよね。お金をかけて広告は出したけれど、ビジネスにとって価値があったかどうかよくわからない、という。

はい。これらの定義や設計は、同業界内の商品・サービスなら同じというように、パターン化すれば済むというものではありません。外部環境、ターゲットユーザー、ポジショニング、強み、導入期・成長期・成熟期といったステージも含め、同じ業界に属する商品・サービスであっても、すべてが違います。
ーそう聞くと大変ですね。

商品・サービスを取り巻く環境、強み、ターゲットユーザーなどは当然クライアントのほうが詳しく把握されていますし、最終的にはクライアントが判断・意思決定をするものです。でも、それが説明されるのをただ待っていたり、そのまま受け取ってただ設定すればよいわけでもありません。自分たちが持っているデジタル広告の専門的な知識や経験に基づく知恵を使って、クライアントの状況にフィットした、価値が生まれる設計をクライアントと共に考え、形にしていく。それが私たちの役割です。
私たちのユーザーは「クライアント」と「クライアントにとってのユーザー」
ーなるほど。2つめも教えていただけますか。

2つめは「ユーザー視点に立つ」ことです。
ー何だか普通のことのように聞こえますが。

はい、特別なことではないのです。広告プラットフォームからは常に新しい機能やメニューが出てきますが、ただ仕様どおりに設定すればよいというものではありません。
使い方を誤れば、広告費ばかり増えて成果につながらないこともあります。クライアントのビジネスにとってのユーザーの状況やその受け皿(=コンテンツなど)に合わせて、使い方を工夫する必要があったり、今は使わないという判断をすることもあります。デジタル広告を通じてビジネスを支援する私たちにとっては「クライアント」も「クライアントのビジネスにとってのユーザー」もユーザーです。双方の側に立ち、想像力も働かせながら丁寧に進めていくことを大事にしています。
ーブラザー工業様の事例には、ユーザーインタビューに基づくペルソナ・カスタマージャーニーを一緒につくる話が出てきましたが、それが具体例になるでしょうか。

そうですね。ペルソナやカスタマージャーニーと聞いて、デジタル広告から遠いんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、貴重な一次情報(ユーザーインタビュー)をベースにしてペルソナ・カスタマージャーニーをつくることは、関係者とのあいだでユーザーに対する高い共通認識を持つことができるという意味でも、大きな価値があります。大変ではありますが、最近は要所要所で生成AIを活用することで効率化できるようになりました。
ー公式サイトに掲載している「いつもユーザー中心で技術者とコンサルタントがとことん考えぬく」ですかね。

自分がジョインした当初から、アユダンテはそのメッセージを世に伝えていました。私自身、いつも意識して仕事をしてきましたし、これからも大事にしたいですね。
クライアントからの率直なフィードバックを糧に、健全な成長へ
ーよくわかりました。3つめも教えてください。

3つめは「信頼関係を築」ことです。1つめの「長期的な成長を支援する」とも関係しますが、私どものクライアントの半数以上は5年以上お取引が続いています。
広告に限ったことではないかもしれませんが、長期的にいい仕事をするには、関係者と築く信頼がベースになると考えています。取り繕ったりごまかしたりするのではなく、誠実でオープンなコミュニケーションを心がけ、信頼を積み重ねていくことを大切にしています。
ー信頼を築く上でしていることはありますか。

3つめは「信頼関係を築」ことです。1つめの「長期的な成長を支援する」とも関係しますが、私どものクライアントの半数以上は5年以上お取引が続いています。
いちばんは、コンサルタントが日々、広告運用の現場でクライアントと真摯に向き合うことそのものだと思っています。なので2022年から半年に一度、チームの全クライアントにインタビューをさせていただいています。そこで私たちの仕事に対してクライアントから評価をいただき、併せて率直で忌憚のないコメントをいただくようにしています。この取り組みをはじめてから…

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