![[GA4]機能紹介:生成インサイト](https://ayudante.jp/wp-content/uploads/2025/10/GA4.png)
GA4には、予測指標や異常値検知をはじめとするAIを活用した機能が実装されています。特に2025年は、MCPサーバーの公開やAIアドバイザーの発表など、生成AIに関するリリースが相次いでおり、今後、AI関連機能はさらに充実していくと予想されます。
本コラムでは、現在β版として提供されており、2025年11月時点では英語版のみ利用可能な「生成インサイト」機能について解説します。
生成インサイトとは
GA4の[ホーム]にはデータに異常な変化が起こった際、自動的にダッシュボードに通知を表示する「自動インサイト」という機能があります。「生成インサイト」はダッシュボードではなく、標準レポート内の各詳細レポートにデータの傾向や大きな変化をわかりやすい文章で表示してくれる機能です。

画像の生成インサイトの文章
On October 26, 2025, “Paid Search” sessions spiked to 520, a sharp increase from the expected 174
This rise is attributed to an effective “Google Search Ads” campaign, which increased sessions by 264% week over week. This pattern is most salient among sessions with “cpc” as the medium or “Chrome” as the browser. Notably, sessions on the page path and screen class “/product/google-play-sticker-ggoegoka245499” were observed for the first time, contributing 357 sessions.
以下、翻訳ツールで日本語にした文章
2025年10月26日、「Paid Search(有料検索)」のセッション数が520に急増しました。これは、予想されていた174からの大幅な増加です。
この増加は、セッション数を前週比264%増加させた、効果的な「Google Search Ads(Google検索広告)」キャンペーンによるものとされています。この傾向は、媒体(medium)が「cpc」であるセッション、またはブラウザが「Chrome」であるセッションにおいて最も顕著に見られます。特筆すべきは、ページパスおよびスクリーンクラスが「/product/google-play-sticker-ggoegoka245499」であるセッションが初めて観測され、これが357セッションに貢献している点です。
このように、詳細レポートを表示するだけで、選択した期間中に発生した大きな変化を文章で素早く理解することができます。また、生成インサイト内にある「View key drivers」を選択すると、その条件が自動的に比較フィルタに反映され、レポートに適用されます。

GA4の言語を英語に変更する方法
方法1:GA4管理画面のユーザー設定から英語にする方法
「管理>設定」の言語をEnglishに変更します。

方法2:Googleアカウントの言語設定から英語にする方法
Googleアカウントの管理画面から「個人情報>ウェブ向けの全般設定」にある言語をEnglishに変更します。
GoogleアカウントURL:https://myaccount.google.com/personal-info

まとめ
現時点では、Googleアカウントの言語設定を英語にしないと表示されないため、日本語での生成インサイトは利用できませんが、日本語の生成AIが適用されれば、非常に利便性の高い機能になると期待されます。ぜひ、英語版で体験してみましょう。



![[GA4]レポートに表示される(data not available) について](https://ayudante.jp/wp-content/uploads/2024/05/GA4.png)



