トークセッション「ブランド体験を加速させるバイク王のデータ活用戦略」
弊社、チーフエグゼクティブコンサルタント山浦とバイク王&カンパニー デジタルマーケティンググループマネジャー大石様とのトークセッションでは、以下の2つのテーマについての取組みが紹介されました。 1つ目は「ブランド訴求がもたらす”行動変容“とは」というテーマで、バイク王様が行っているYouTube広告をキャンペーンマネージャとGoogle アナリティクス 360のデータによってユーザーの”行動変容“までを可視化した取り組みについて。 2つ目は「ブランド体験機会を創出するデータ活用」として、バイク王様の重要な”ブランド体験“である「無料出張査定」を機械学習による予測データによってターゲット層に効率よく届ける取組みについて、紹介されました。YouTube動画広告がもたらす“行動変容”とは
バイク王様は、以前よりテレビCMを中心に「バイクを売るならバイク王」というブランドメッセージと合わせて「買取シェアNo.1」であることを潜在層に訴求してきましたが、2018年よりメインターゲット層(M1、M2層)へのテレビCMリーチ減少への補完策としてYouTube広告を開始しました。 バイク王の大石様からは、テレビCM取組みの流れからYouTube広告を始める経緯など、バイク王様が当時抱えていた課題と取組みが紹介され、その成果として「ブランドリフト」や「利用意向」が向上していることが紹介されました。 それを受けて山浦からは、従来のテレビ広告と同じ評価軸である「心理変容」のみならず動画広告接触ユーザーがどのような「行動変容」をもたらしたのか、についてキャンペーンマネジャとGoogle アナリティクス 360によるビュースルーコンバージョン計測のデータ分析結果を交えて紹介しました。 これらの計測データの分析によって- YouTube広告接触ユーザーは90日以上の上記にわたりコンバージョン行動に影響を与え続けていること。
- YouTube広告接触ユーザーは、その後ダイレクト流入や自然検索など、非有料チャネルからの流入行動を促していること。
- それら非有料チャネルでは、YouTube広告接触ユーザーの方がCV率が高くCVリフト効果をもたらしていること。