※この記事はMarketing Landの許諾を得て、以下の記事を翻訳したものです。
How To ID A Twitter Bot Account? It’s All In The Timing, Study Says
実在の個人または企業のアカウントとTwitter上のBotを区別するのに役立つのは、ツイートの内容に関わらず、そのタイミングである。
インペリアル・カレッジ・ロンドンの2人の研究者、Aldo Faisal氏とGabriela Tavares氏が、個人のTwitterアカウントと企業の管理下のアカウント、および、Twitter Botのオンラインリストから見つけたBotアカウントによる16万件以上のツイートを調査し、先週、発表された。
Twitterのアクティビティの高い/低い期間と連続ツイートの時間間隔により、83%の精度でこの3種類のアカウントをそれぞれ区別することができます。
個人アカウントは(調査対象のアカウントの現地時間の)午後と夕方に、よりアクティブであり、当然と言えば当然であるが、企業アカウントは業務時間内に最もアクティブであることが、この調査で明らかになった。一方、Botアカウントによるツイートは、「多様なピークを示した。Botアカウントのふるまいは特定の日課と関係ないからと推察される。」このことは、24時間のツイートアクティビティを示した下のグラフで見て取れる。
おそらくTwitterのスパム対策チームは、Bot排除の取り組みにタイミングを考慮していると思われるので、この結果はTwitter本社の人々を驚かすものではないだろう。
だが、すべてのTwitter Botがスパムというわけではないことも指摘しておくべきだろう。ニューストップ記事や最新天気情報、スポーツ得点など、無数の自動化された(有益な)アカウントが存在することを忘れてはならないだろう。
編集者 追記
この調査で得られた結果は、Twitterアカウントの運用者であれば、想定していた通りの事実と言えそうですが、別の視点から考えるとソーシャルメディアの投稿のタイミングというものを改めて考える良い機会かと思います。
弊社が提供する企業向けソーシャルメディア管理ツール「つぶやきデスク」でも、7月4日に新たな効果分析機能として「フォロワー/他社アカウントの活動時間帯分析」機能を追加しています。
この機能により、競合他社アカウントの投稿時間帯分析をしつつ、自社の情報投下のタイミングをはかることが可能になりました。また、自社アカウントのフォロワーのアクティブな時間も確認することができるので、ぜひ活用いただければと思います。