SEOと検索広告 統合診断サービス “SERPs MAX”

本サービスでは、各検索語句における自然検索(SEO)と検索広告(PPC)の掲載状況を、「上位表示」の有無を軸に可視化していきます。どの検索語句に、どのチャネルで強化すべきかを特定することで、戦略的なトラフィックの獲得を目指すことが可能です。

なぜSEOと検索広告を個別に進めているのでしょうか?

多くのお客様にとって、検索エンジンマーケティングはデジタルマーケティングの要です。自然検索と検索広告だけで、トラフィックの半分以上、そして売上の半分近くが検索エンジンからもたらされている、そんなお客様も多いはずです。

すでに長年取り組んでいて「もう改善の余地はない」という声もありますが、はたして本当にそうでしょうか?
そもそも、なぜ、自然検索(SEO)とリスティング広告(PPC)を、いまだにバラバラに取り組んでいるのでしょう? 検索している同じユーザーがターゲットです。それなら、両方を統合して最適化すべきではないでしょうか?

統合的な分析ができていない要因のひとつとして、検索広告に関するレポートはGoogle広告の管理画面の「検索語句レポート」から、自然検索におけるレポートは「サーチコンソール」から、といったようにデータの取得元が分断されていることがあげられます。

まずは、これらのデータを統合し、それぞれの検索語句に対して検索広告が表示されているのかどうか、自然検索結果に自社のウェブサイトのリンクが表示されているかを可視化していくことが全体最適への第一歩だと考えます。

上位表示されているか否かに応じて検索語句を4つにグループ分け

本ソリューションでは、検索広告と自然検索のデータソースを統合した上で、それぞれの検索語句に対して、検索広告または自然検索で上位表示できているかを軸に4つのグループに分類します。

グループA:自然検索と検索広告の両方で上位表示が出来ているため、画面占有率が高く、非の打ち所がありません。

グループB:SEO対策はしっかりできているものの、検索広告の広告枠は自然検索よいも上の位置にあるため、検索広告によって他社にトラフィックが流れている可能性があります。検索広告の強化を検討してみる余地があると言えます。

グループC:コンバージョンにつながりやすい検索語句でうまくSEO対策ができていないため、SEO対策の強化を検討する必要があります。

グループD:検索広告でも自然検索でも上位表示ができていないため、強化すべき検索語句を特定し、検索広告またはSEOのどちらかで強化する必要があります。

このように、検索広告と自然検索の両方の掲載状況を確認しながら施策を行うことで、トータルでの予算の配分の最適化や、機会損失を防ぐことができるようになります。

検索広告とSEOのそれぞれの施策の実例

本ソリューションでは、上述の分析を通じて課題のある検索語句を特定したのち、検索広告、SEOの双方で改善策を立案します。下の図は、それぞれのチャネルで実際に行った施策の事例です。

SEO施策に関しては効果が出るまでに時間がかかるため、短期的には検索広告の施策に取り組み、中長期的にはSEO施策に注力していくことをお奨めします。SEO施策についてはウェブサイトのソースコード、レイアウト、検索語句の調査など、様々な観点を考慮する必要があるため、別途SEOコンサルティングサービスのご利用をご検討ください。

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