SERPsMAX(サープス・マックス)は、各検索語句における自然検索(SEO)と検索広告(PPC)の掲載状況を、「上位表示」の有無を軸に可視化、同時に、投資価値の高いと判断できる特定のキーワードのAI Overviewの出現状況を調査できます。価値の高い検索語句の特定や、どのチャネルで強化すべきかを判断することで、戦略的なトラフィックの獲得を目指すことが可能です。
※2025年7月にDemandSphereと提携し、AI Overviewのデータを追加しました。
なぜSEOと検索広告を個別に進めているのでしょうか?
多くのお客様にとって、検索エンジンマーケティングはデジタルマーケティングの要です。自然検索と検索広告だけで、トラフィックの半分以上、そして、WEB上の売上の半分以上が検索エンジンからもたらされている、そんなお客様も少なくないはずです。
すでに長年、施策に取り組んでいて「もう改善の余地はない」という声もありますが、はたして本当にそうなのでしょうか?
そもそも、なぜ、自然検索(SEO)とリスティング広告(PPC)を、いまだに別物と考え、取り組んでいるのでしょう? 検索している同じユーザーがターゲットです。それなら、両方を統合して最適化すべきではないでしょうか?
統合的な分析ができていない要因のひとつとして、検索広告に関するレポートは、Google広告の管理画面の「検索語句レポート」から、自然検索におけるレポートは、Googleが提供する「サーチコンソール」から、といったようにデータの取得元が分断されていることがあげられます。
まずは、これらのデータを統合し、それぞれの検索語句に対して検索広告が表示されているのかどうか、自然検索結果に自社のウェブサイトのリンクが表示されているかを可視化していくことが全体最適への第一歩だと考えます。
SEOと広告に加えてAI Overviewも重要要素に
検索エンジンマーケティングにおいて、昨今注視されているAI Overviewは、欠かせない要素の1つとなっています。AI Overviewは、さまざまな検索語句に対して表示されており、広告枠の上に出現することがある、とても便利に活用できる機能である一方、企業側への流入を妨げている強敵といっても過言ではありません。
AI Overviewの表示自体はコントロールできませんが、自社におけるAI Overviewの出現状況を把握することができれば、SEOや広告で、その検索語句の対策をとることができるようになります。
SERPsMAX(サープス・マックス)では、検索広告の検索語句データとサーチコンソールのデータを分析した上で、ビジネスに影響のある特定キーワードに対して、Demand社の検索結果画面におけるAI Overviewの出現データを加えて可視化できます。
これにより、検索結果からの流入の入り口となるキーワードがどのような状態であるか、という現状と共に、自社のブランドが適切に表示されているかをも把握できるようになります。
上位表示されているか否かに応じて検索語句を4つにグループ分け
SERPsMAX(サープス・マックス)では、検索広告と自然検索のデータソースを統合した上で、それぞれの検索語句に対して、検索広告または自然検索で上位表示できているかを軸に4つのグループに分類します。
グループA:自然検索と検索広告の両方で上位表示が出来ているため、画面占有率が高く、非の打ち所がありません。
グループB:SEO対策はしっかりできているものの、検索広告の広告枠は自然検索よいも上の位置にあるため、検索広告によって他社にトラフィックが流れている可能性があります。検索広告の強化を検討してみる余地があると言えます。
グループC:コンバージョンにつながりやすい検索語句でうまくSEO対策ができていないため、SEO対策の強化を検討する必要があります。
グループD:検索広告でも自然検索でも上位表示ができていないため、強化すべき検索語句を特定し、検索広告またはSEOのどちらかで強化する必要があります。
このように、検索広告と自然検索の両方の掲載状況を確認しながら施策を行うことで、トータルでの予算の配分の最適化や、機会損失を防ぐことができるようになります。
特定キーワードのAI Overviewも状況を確認
SEOと広告の検索語句分析でみえてきた投資価値の高いキーワードを選定し、DemandMatrixでAI Overviewの出現状況を確認します。
選定したキーワードを以下の指標を中心に分析を行います
投資価値の高い検索語句は、検索結果画面上でどのように表示されているかを把握することが、今後の検索エンジンマーケティングにおいて必須と考えます。
このSERPsMAX(サープス・マックス)は、自然検索・検索広告に加え、AI Overviewの状況を把握することができるため、今、自社のビジネスにインパクトの強いキーワードの状況を踏まえた上で、新たな改善施策を検討することができるようになるのです。
料金表
備考
※ 広告の利用状況や分析の目的を確認するKickOffミーティングを行います
※ BigQueryの所在及び検索語句のデータ量によって別途お見積りになる可能性があります。
※ Demand Metrixのキーワード数は別途有料で追加することができます
※ ご要望に応じてカスタマイズ可能です、詳細はお問合せください
検索広告とSEOのそれぞれの施策の実例
本ソリューションでは、上述の分析を通じて課題のある検索語句を特定したのち、検索広告、SEOの双方で改善策を立案します。下の図は、それぞれのチャネルで実際に行った施策の事例です。
SEO施策に関しては効果が出るまでに時間がかかるため、短期的には検索広告の施策に取り組み、中長期的にはSEO施策に注力していくことをお奨めします。SEO施策についてはウェブサイトのソースコード、レイアウト、検索語句の調査など、様々な観点を考慮する必要があるため、別途SEOコンサルティングサービスのご利用をご検討ください。
SERPs MAXのサービス紹介動画
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