※この記事はMarketing Landの許諾を得て、以下の記事を翻訳したものです。
WSJ: Facebook Launching Video Ads This Week
Facebookは、動画広告という、これまでで最大のニュースフィードへの変更で2013年を終えようとしている。
火曜日の朝、The Wall Street Journalが報じたところによれば、 Facebookは木曜日にデスクトップ、モバイルの両方でニュースフィードにビデオ広告の表示を始めるという。
これが実際に行われれば、ビデオ広告に関する噂が出回ってから1年ほど経過したことになる。ビデオ広告に関する最初の報道がなされたのはまさに1年前であった。その時点では今年4月にローンチされるとの噂であったが、それに続く噂ではローンチの時期は2013年7月で確定だというものであった。ただしいずれの時期にも実施されることはなかった。実際に最初のビデオ広告が開始されたのは10月であったが、これはアプリのインストールを宣伝するアプリ開発者に限定されたものだった。
Facebookユーザーの中には、最近数週間でニュースフィードにて自動再生ビデオ(広告ではない)を見たと報告した者もいた。このビデオはユーザーがニュースフィードをスクロールすると自動再生されるが、デフォルトでオーディオは機能しなかった。WSJの記事では、それがビデオ広告の動作方法にもなるかどうかについては明らかにしていない。
また、ビデオ広告の長さについてもわかっていない。昨年以降の状況からの推測では15秒ほどであろうという。
Digidayは最近、Facebookがビデオを広告主に売り込むために使用しているセールスデッキと報道されているものの情報を得た。デッキについては、「保証されたリーチ」用の「リーチブロック」とよばれるオプションと、「より細かいターゲティング」用の「ターゲットブロック」のオプションについて論じている。デッキは最近のNielsenのリサーチでも取り上げられており、 これによれば広告主は、主要な米国の4大テレビネットワークよりもより多くの18~24才の人に、Facebookを使ってにアクセスできるという。
WSJの報道によると、Facebookは火曜日にビデオ広告について発表する予定とのことだ。
編集追記:
そして、米国時間12月17日に、Facebookオフィシャルサイトにて、動画広告のテストを開始したとの発表があった。
Facebookによれば、9月に開始したモバイルアプリでの動画の自動再生テストの結果では、動画投稿への いいね!やシェアは10%増加したという。
この動画広告の動作方法は
- 友達がシェアするか、いいね!をしているページの動画が音声なしで自動再生されている。見たくないと思ったら、スクロールさせるか、スワイプアウトすればよい
- クリック、タップをして、フルスクリーンで再生させると音声が出るようになる
- モバイルの場合は、Wi-Fiで接続している間にダウンロードされているので、料金プランに影響しない
まずはテストを実施し、結果をみて、広く展開するとしている。