※この記事はMarketing Landの許諾を得て、以下の記事を翻訳したものです。
YouTube Narrowing Traffic Gap With Facebook [Study]
米国でのトラフィック量において、YouTube がFacebook に迫ってきており、数年以内にソーシャルネットワーク首位のFacebookを上回る可能性がある。
これは、南カリフォルニア大学のマーシャル・スクール・オブ・ビジネスから出された新しいレポート、『How Much Media? 2013』掲載のデータである。
この調査の統計データは、ニールセンやコムスコア、複数のアナリスト、会社の開示情報に基づいているもので、2012年に3100万人だった、Facebookのユニークビジター数のリードが、2015年には1400万に落ち込むことを示唆している。2011年以来、Facebook は米国ユーザーベースの減少を報告している。同社の四半期決算報告では、米国とカナダを組み合わせた月間アクティブユーザーベース数は昨年辺りから概して変動はない ( Facebook では世界的な成長の方が勝っている傾向がある) 。
下のグラフを見ると、現在の傾向が続けば、近い将来にYouTube の米国ユニークビジター数が上回る可能性があるのは明白である。
ただしこの調査には、潜在的な欠陥、または、奇妙な点が2つある。一つめは、YouTube をソーシャルメディアサイトに含むことで、Facebook や Twitter、LinkedIn、その他との間に、奇妙な比較を生み出しているのではないかと思われる点。二つめはこの比較に、なぜか Google+ が含まれていない点だ。
同調査では、他にスマートフォン使用時間の約24% (米国内)、タブレット使用時間の約10%がソーシャルネットワーク活動に費やされていることも報告されている。
一方で、「ソーシャルメディア活動の測定は科学というよりは芸術である」という、ソーシャルネットワーク間の比較の際に誰もが同意するに違いない顕著な特性を、同調査は強調している。