新bitly ~URL短縮からソーシャルネットワークへ~

日付:
2012/5/31
カテゴリ:
ソーシャルメディア
ライター:
Mat McGee(翻訳)

※この記事はMarketing Landの許諾を得て、以下の記事を翻訳したものです。
The New Bitly: From Short URLs To Social Network
6/8追記:その後、多くのユーザーからの意見がよせられ、URL短縮の基本に戻る形で、Bitlyは画面修正を行った。
Bitly Gets Back To Its URL Shortening Roots

bitlyは5月29日、大がかりなサービス刷新を行った。そのサービスは単なるURL短縮を超えた、StumbleuponDelicous.comの要素も合わせたソーシャルネットワークのようなものへと発展した。

bitlyの新しい魚のロゴ

アップデートされた内容には、新しいユーザーインターフェース(右側部分にある新しい魚のロゴも含む)、新しいプロフィールページ、友人との共有内容に対する可視性の向上、新しいiPhoneアプリ、検索ツールの改善、プライバシーコントロールの向上などがある。大がかりなサービス刷新と言ったのはこのためだ。

少なくとも私には奇妙に思えることだが、新しいデザインのもとでは、URL短縮はほとんどおまけのように見える。あるいは、コンテンツや情報共有を優先するあまりURL短縮が故意に軽視されているようだ。
以下に、新しい機能のいくつかを紹介する。

  1. bitlyの新ホームページ
  2. リンクの保存と共有
  3. bitly プロフィールおよび分析

bitlyの新ホームページ

bitly.comを訪問すると、多くの変更点に気づくだろう。
中核部分はもはやURL短縮ではなく、あなたや友人がすでに短縮化したコンテンツにある。

bitlyの新ホームページ

bitlyは、URL短縮化ツールに何百ピクセルも費やすのではなく、すでに情報共有されたものを重視し、以前に短縮化されたコンテンツを、迅速に見つけるのに役立つ検索ボックスを追加した。

右側の列には、もしbitlyが把握しているのであればの話だが、ネットワーク、Facebook、Twitter上の友人からの短縮化リンクが表示されている(bitlyユーザーはConnected Accountsページを通してこれを管理している)。

実際のところ、ホームページからリンクを直ちに短縮化(これまでのbitlyの意味において)することはできない。URL短縮化ツールは、今では画面右上にある「ビットマークを追加」というツールの一部分になっている。
bitlyは、単なるURL短縮化ツールとして機能するのではなく、Delicous.comのようなブックマーク(bitlyが言うところの「ビットマーク」)保存の考え方にフォーカスしている。

リンクの保存と共有

bitlyは、短縮化され保存された個別リンクについても新たな機能を追加した。

  • ユーザーは、保存されたリンクを公開することも非公開にすることもできる(新しいProfile設定ではデフォルトで全てのリンクを公開・非公開にできる)。
  • 保存されたリンクは電子メールで共有することができる。
  • ソーシャル上あるいは電子メールで共有するにせよ、ユーザーはリンクにノートをつけて送信できる。

画面の一番下にある短縮されたURL

ビットマークを保存するとき、短縮化されたURLはほとんどおまけのように、画面の一番下のところにある。かわりに、ソーシャルや情報共有オプションが中央部分を占めている。
URL短縮化のためだけにbitlyを使用することはできなくはない、短縮化されたURLを得るためには、少なくとも情報共有インターフェースの最初の部分を通過しなくてはならない。

bitly プロフィールおよび分析

新しいbitlyプロフィールは、それまでに保存・短縮化されたコンテンツを重視したホームページのようになっている。

新しいbitlyプロフィール

一部ユーザーをあわてさせ、または混乱させた重大な変更点は、各リンクに関する統計・分析がホームページあるいはプロフィールページ上で直接見ることができなくなったことである。
個別リンクあるいは全ての直近リンクが保存・表示されている統計ページに行くには、余分なクリックをしなくてはならない。

リンクが保存・表示されている統計ページ

bitlyは、新しいChrome拡張版、新しいブックマークレットそしてBundles機能のアップデートのほか、初めてのiPhoneアプリも発表した。

つまるところ、今回の取り組みは、bitlyがURL短縮化ツールを超える存在になりたいことを示している。
ユーザーがbitlyに対してそうなることを求めるかどうかは、今の時点ではまだわからない。